昨年獲れたお米がたくさん残ってます。
父親が亡くなったのと、そこまでお米の消費がなかったことでかなり余ってます。
残ったとしても、お米専用の冷蔵庫で保管はしているので、虫がつくということはありませんが、お米の水分量としては減っていき、そのうち味は落ちていくことでしょう。
人によっては古米のほうが口にあう人もいるとのことなので、販路があれば売りたいなと思いました。
少し前は余ったお米は親戚にくばってましたが、最近はもうそんなこともなくなりもらってもくれません。
田舎の人らにはお米を買うという習慣もありません。
なんせ、自分で作るか、田んぼを貸してだれかに作ってもらうかしてるからです。
買う必要性がありません。
コメを売る
そこで です。
職場で買ってくれる人がいないか、聞きまくったところ同僚がお米を買ってくれるそうです。
ありがたや〜。
店頭に売られてるお米の品種はコシヒカリや、あきたこまちなどメジャーなものですが、私が育ててるお米ははキヌヒカリです。
モチモチはしてなく、お寿司屋さん向けのお米だそうです。
和食店には人気な品種ということです。
あっさりしていて、どちらかというとおかずの味を活かすおこめです。
お口に合えばいいですが。
人によっては甘みが少ないので、お米としては味がないとかんじるそうです。
買ってもらってから味の文句がでるのも、こちらとしてはよい気分ではないので
お試しで数キロたべてもらいました。
どうやら大丈夫だったようで、とりあえず5キロ分買ってもらいました。お試し価格ということで、いつもお店で買う半値程度で引き取ってもらいました。そこまでお米の味にこだわらないのであれば、大変お得な値段だとは思います。
こちらとしては、買ってもらえなかったらそのまま廃棄するしかないお米です。
双方の利害が一致した感じです。
よかったよかった。
5㎏って、ひと家族3〜4人で朝昼晩とお米を食べる家庭なら、一ヶ月もたたないペースで消費される量なので、リピ買いの申し出がくればよいのですが。
まだまだたくさん在庫がございます。。。よ。
農家直売のお米の価格
今回は店頭価格で売り付けたわけではなく、JAに出す値段と同じくらいでかってもらいました。
ちなみに、JAでは古米は買い取ってはくれませんでした。
玄米を精米するのには数百円かかります。
玄米のままほうが加工費はかかってないのは確かです。
玄米は市場にあまり流通しないので貴重な面もあり店頭の価格は少し高めになるんですかね。2〜3割増ってところでしょうか。
私の場合は無農薬というわけでもなく、ましてやブランド米ということもなく検査もしていませんが、農薬の量は少ないとはおもいます。
草茫茫であまり手を入れてない田んぼで取れたお米です。
農家米ということで信用されてナンボの価格というところが正直なところでしょう。
売れれば農業所得としてはチリのような金額ですが、無いよりかはましになるんじゃないかなと思いました。
新米がたくさんとれて、販路が確保出来ていれば作付けもあらかじめがんばるんですが、個人間の販売には限界がありますね。
お米は重たいので、送ると送料がそれなりに価格に乗せる必要もでますが、
車で来てる同僚に手渡しするのであれば輸送コストはかからない。
会社帰りに米の押し売りでもしましょうか。(笑)
職場の皆さんに口コミで広まることを少し期待して、
今年のお米作りを楽しもうと思います。
あと、お米の販売をする手前少し調べました。
お米の場合、いわゆる調理をしていないものについては、食品衛生関連法上の許可や届出は不要です。
ですが、「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」(食糧法)という法律があり、年間事業規模が20精米トン以上の場合、農林水産省が管轄する各地の農政局に「届出」を提出する必要があります。
ということで、個人でお米を売るのも問題なさそうなので
これからも職場でコメを売りつけれる人を見つけていこうと思います。
お米のふくろがホームセンターや直売所にはうっています。
100円もしません。
小分けして売るには便利ですね。
玄米5キロです。
このイメージです。